🎙️ Podcast #28|The Meaning of Ichigo Ichie (一期一会) | Cherishing Once-in-a-Lifetime Encounters | JDP
Welcome to the Japanese Daily Podcast | 日本語デイリーポッドキャスト blog.
📌 目次 / Table of Contents
- 🎧 音声 / Audio
- 📝 概要 / Introduction & Timestamp
- ✅ 要点 / Key Takeaways
- 🌏 文化ノート / Cultural Note
- 📄 トランスクリプト / Transcript
- ✍️ 単語と文法 / Vocabulary & Grammar
- 💬 交流 / Engagement
- ☕ サポート / Support
🎧 音声 / Audio
📝 概要 / Introduction & Timestamp
In this episode, we explore the beautiful Japanese concept of "Ichigo Ichie" (一期一会), which means treasuring every encounter as a unique, once-in-a-lifetime experience. Join Haruki and Yui as they share personal stories—from fleeting moments with strangers to deep connections—and discuss how this philosophy can enrich our daily lives. Discover the cultural origins of this phrase and learn how to apply its wisdom to your own interactions.
Timestamp:
✅ 要点 / Key Takeaways
- Ichigo Ichie applies to everything: It's not just about dramatic encounters with people, but also appreciating moments like seeing the cherry blossoms, which are unique each year.
- Everyday moments are valuable: The philosophy encourages finding significance even in small, daily interactions, like a brief chat with a convenience store clerk.
- Gratitude is key: You don't need to force a deep connection in every moment. Simply feeling gratitude for small acts of kindness is a natural way to practice Ichigo Ichie.
- Memories shape us: Brief encounters, like seeds planted in a garden, can enrich our inner world and influence our actions long after they've passed.
🌏 文化ノート / Cultural Note
The term "Ichigo Ichie" (一期一会) originally comes from the world of the Japanese tea ceremony (茶道, sadō). The host prepares the ceremony with the utmost care, believing that this specific gathering with these specific guests will never happen again. In response, the guests participate with sincere appreciation for the unique moment. This concept highlights the Japanese cultural value of mindfulness, intentionality, and deep respect for the present moment and the people sharing it.
📄 トランスクリプト / Transcript (Click to expand/collapse)
ユイ: みなさん、こんにちは!日本語デイリーポッドキャストへようこそ!元気で明るさが取り柄の、ユイです!
ハルキ: こんにちは、春樹です。今日もユイさんと一緒に、日本語の楽しい時間をお届けします。よろしくお願いします。
ユイ: よろしくお願いしまーす!ねえ、ハルキさん。この間、部屋の掃除をしていたら、昔、旅行で買ったキーホルダーが出てきたんですよ。
ハルキ: へえ、懐かしいものが出てきたね。
ユイ: はい!それを見たら、買った時のお店の風景とか、売ってくれた優しいおばあさんの顔とか、一気に思い出して。ほんの数分話しただけなのに、笑顔がすごく記憶に残ってるんです。
ハルキ: わかるなあ。ほんの少しの時間だったのに、なぜか強く心に残る出会いってあるよね。
ユイ: そうなんです!不思議ですよね。
ハルキ: うん。そういう、一生に一度きりの出会いや瞬間を大切にする、という考え方を表す言葉があるんだけど…ユイちゃん、「一期一会」って言葉、知ってる?
ユイ: いちごいちえ?はい、聞いたことあります!確か、一生に一度の出会い、みたいな意味でしたっけ?
ハルキ: その通り。今日はこの「一期一会」という美しい日本の言葉をテーマに、僕たちの経験を交えながら、色々と話していきたいなと思っています。
ユイ: わー、面白そう!今日のテーマは「一期一会」ですね!リスナーの皆さんも、ぜひ最後までリラックスして聞いてくださいね。
ハルキ: さて、「一期一会」。ユイちゃんは、この言葉を聞くと、どんなイメージが浮かぶ?
ユイ: んー、やっぱりさっきの私みたいに、旅行先で出会った人とか、イベントで一度だけ話した人とか…もう二度と会えないかもしれない人との出会い、っていうイメージが強いですね。キラキラしてて、ちょっとドラマチックな感じ!
ハルキ: なるほど。ドラマチックな出会いか。確かにそういう側面もあるよね。例えば、桜の花見とかもそうかもしれない。今年の桜は、今年しか見られない。来年にはまた違う桜が咲くからね。
ユイ: あ!それ、すごくわかります!だからみんな、桜が咲くと「見に行かなきゃ!」って思うんですね。桜との一期一会、かあ。素敵!ハルキさんはどんなイメージですか?
ハルキ: 僕はね、もっと日常の中にある、静かな出会いにも「一期一会」を感じるんだ。
ユイ: 静かな出会い、ですか?
ハルキ: うん。実はこの言葉、もともとは茶道、つまりお茶の世界から来た言葉なんだ。
ユイ: へえ!お茶ですか!知らなかったです。
ハルキ: そうなんだよ。お茶会の席で、亭主、つまりホストがお客さんをもてなす時に、「このお茶会は、一生に一度きりのものだ」と考えて、心を込めて準備をする。お客さんも、その気持ちに応えて、その時間を心から味わう。その精神を表した言葉なんだ。
ユイ: なるほどー!ただお茶を飲むだけじゃなくて、その時間そのもの、その場にいる人たちとの関係そのものを大切にするってことなんですね。深いなあ。
ハルキ: そうなんだ。だから、特別なイベントだけじゃなくて、例えば、毎日行くコンビニの店員さんとのちょっとした会話とか、カフェで隣に座った人とか。そういう何気ない出会いも、よく考えたら二度と同じものはない。そう思うと、すごく貴重に感じられてくるんだ。
ユイ: そっかあ。毎日会う人でも、「今日のこの瞬間」は一度きりですもんね。私、結構アクティブに色々な場所に行って、新しい人に会うのが好きなんですけど、ハルキさんはもっと身近な出会いを大切にするタイプなんですね。
ハルキ: うん、どちらかというとね。もちろん、新しい出会いも素晴らしいと思うよ。でも、足元にある小さな出会いを見過ごしたくない、という気持ちが強いのかもしれないな。
ユイ: なんだか、考え方が対照的で面白いですね!でも、どっちも素敵だと思います。
ハルキ: そうだね。どちらが良い悪いじゃなくて、人それぞれの「一期一会」の捉え方があるということだね。
ユイ: じゃあ、ハルキさん、今までで一番「これは一期一会だったな」って思う経験、何かありますか?
ハルキ: そうだなあ…たくさんあるけど、一つ思い出したのは、僕が大学生の時によく通っていた古本屋さんのことかな。
ユイ: 古本屋さん!いいですね。
ハルキ: うん。小さなお店で、店主のおじいさんが一人でやっていたんだ。すごく物静かな人だったけど、本への愛情が深くてね。僕が本を選んでいると、時々「その作家が好きなら、こっちも面白いよ」って、静かに一冊薦めてくれるんだ。
ユイ: わあ、素敵な店主さん。
ハルキ: そうなんだよ。そのおじいさんのおかげで、たくさんの素晴らしい本に出会えた。でも、僕が大学を卒業して、その街を離れることになったんだ。最後にお店に挨拶に行ったら、おじいさんが「君みたいな若い人が本を好きでいてくれて、嬉しかったよ」って言って、一冊の本をプレゼントしてくれたんだ。
ユイ: ええー!感動的…!
ハルキ: うん。それは特別な本じゃなくて、店に並んでいた普通の文庫本だったんだけどね。でも、その時の「ありがとう」という言葉と、おじいさんの優しい笑顔は、今でも忘れられない。もうそのお店はなくなってしまったんだけど、あの最後の日のやり取りは、僕にとって宝物のような一期一会だよ。
ユイ: うわー…なんだか映画のワンシーンみたいですね。聞いてるだけで、じんわりきちゃいます。そういう静かだけど、心にずっと残る出会いって、本当に宝物ですね。
ハルキ: ユイちゃんは、何か忘れられない経験はある?ドラマチックなやつ。(笑)
ユイ: (笑)あります、あります!ドラマチックなやつ!私は大学の夏休みに、一人でタイをバックパッカー旅行したことがあるんです。
ハルキ: へえ、行動的だね。
ユイ: はい!で、ある小さな村で道に迷っちゃって。地図を見ても全然わからなくて、言葉もあまり通じないし、本当に困ってたんです。そしたら、屋台でご飯を売っていたおばあさんが、身振り手振りで「こっちへ来なさい」って。
ハルキ: おお、助け舟だ。
ユイ: そうなんです!それで、すごく美味しい麺料理をご馳走してくれて。お金を払おうとしたら、「いいから、いいから」って受け取ってくれないんです。そのあと、ジェスチャーで「どこに行きたいの?」って聞いてくれて、なんと、近くにいた孫らしき男の子に、私の泊まるゲストハウスまでバイクで送ってくれたんですよ!
ハルキ: それは親切だねえ。
ユイ: 本当に!言葉はほとんど通じなかったけど、おばあさんの笑顔と優しさがすごく伝わってきて。別れる時に、覚えたてのタイ語で「コップンカー」って言ったら、満面の笑みで手を振ってくれて。もう二度と会えない人だけど、あの時の温かい気持ちは、一生忘れないと思います。まさに一期一会だなって。
ハルキ: いい話だね。言葉が通じなくても、心は通じるんだな。ユイちゃんの話を聞いて思ったんだけど、出会いって、庭に種をまくのと似ているかもしれないね。
ユイ: 種をまく?どういうことですか?
ハルキ: すべての種が大きな木に育つわけじゃない。一度しか会わない人との出会いは、もしかしたら花が咲かない種かもしれない。でも、その出会いによって自分の心という土壌が豊かになる。ユイちゃんも、そのおばあさんとの出会いで、「人の優しさ」という栄養をもらったんじゃないかな。
ユイ: わ…!本当だ!その通りです!あの経験があったから、私も困っている人を見たら、自然に助けてあげたいって思うようになりました。私の心に、確かに種がまかれたんですね。素敵な考え方だなあ。
ハルキ: そうやって考えると、毎日が新しい種まきのチャンスで溢れているのかもしれないね。
ユイ: そうですね!でも、ハルキさん、ちょっと聞いてもいいですか?
ハルキ: うん、もちろん。
ユイ: 「一期一会」って素敵な言葉だし、一つ一つの出会いを大切にしたいって思うんですけど、正直、毎日「この瞬間は一度きりだ!」って意識し続けるのって、なんだかちょっと疲れちゃいませんか?プレッシャーに感じちゃうというか…。
ハルキ: ああ、なるほど。確かに、ユイちゃんの言うこと、すごくよくわかるよ。「大切にしなきゃ!」って思いすぎると、逆に不自然になってしまったり、重荷に感じてしまったりすることもあるよね。日本語を勉強している皆さんも、もしかしたら同じように感じるかもしれない。
ユイ: そうなんです!どうやったら、もっと自然に「一期一会」の気持ちを持てるのかなって。
ハルキ: うん。僕が思うに、全部の出会いを100%の力で意識する必要はないんじゃないかな。
ユイ: え、そうなんですか?
ハルキ: うん。大切なのは、完璧を目指すことじゃなくて、心の中に「一期一会」という考え方を、お守りみたいに持っておくことだと思うんだ。そして、ふとした瞬間に、そのお守りを思い出してみる。
ユイ: お守り、ですか。
ハルキ: 例えば、カフェで店員さんがすごく素敵な笑顔でコーヒーを渡してくれた時。「ああ、この笑顔のおかげで、今日一日頑張れそうだな。ありがとう」って心の中で思うだけでもいい。電車で席を譲ってもらった時。「この人は、もう会うことはないかもしれないけど、親切にしてくれて本当にありがたいな」と感じる。それで十分だと思うんだ。
ユイ: そっかあ…。何か特別なことをするんじゃなくて、日常の中の小さな「ありがとう」に気づくこと、みたいな感じですかね。
ハルキ: まさにそう。感謝の気持ちを持つと、自然とその瞬間を大切にできるような気がするんだ。後になって、「ああ、あの時が特別だったんだな」って気づくこと、結構ありますよね。だから、その瞬間はただ、素直に感じたままでいいんだと思う。
ユイ: 後になって気づくこと、すっごくあります!大学の時の友達との何気ないおしゃべりとか、当時は当たり前だと思ってたけど、今思うとすごくキラキラした時間だったなあって。
ハルキ: そうだよね。だから、焦らなくても大丈夫。たくさんの出会いを経験していく中で、自分にとっての「一期一会」がどんなものか、だんだんわかってくるんじゃないかな。
ユイ: よかったあ。なんだか、すごく気持ちが楽になりました。これからは、もっと気軽に「一期一会」を楽しめそうです。まずは、今日のハルキさんとのこのポッドキャストの時間も、一期一会だと思って、大切に話します!(笑)
ハルキ: (笑)そうだね。僕もだよ。こうしてリスナーの皆さんが僕たちの話を聞いてくれているこの瞬間も、紛れもない一期一会だね。本当にありがとうございます。
ユイ: いやー、今日もあっという間でしたね。「一期一会」って、知っている言葉だったけど、ハルキさんと話して、もっともっと深くて温かい言葉なんだなって感じました。
ハルキ: うん、僕もユイちゃんのパワフルな体験談が聞けて、すごく楽しかったよ。日常の小さな出会いも、旅先でのドラマチックな出会いも、どっちも僕たちの人生を豊かにしてくれる、かけがえのないものだね。
ユイ: はい、本当にそう思います!
ハルキ: それでは、最後に今日の話をまとめたいと思います。今日は「一期一会」をテーマに話してきましたが、皆さんの会話に役立ちそうなフレーズを3つ紹介しますね。「今日のベストフレーズ3選」です。まず、素晴らしい偶然の出会いがあった時には「まさに一期一会だね」と言ってみてください。それから自分の気持ちとして「一つ一つの出会いを大切にしたいですね」と表現するのもいいですね。そして、誰かと昔を懐かしむ時には「後になって、あの時が特別だったんだなって気づくこと、ありますよね」と言うと、すごく共感してもらえると思います。
ユイ: わー、どれもすぐに使えそう!特に三つ目は、友達と話してる時にめっちゃ使いそうです!
ハルキ: ぜひ、覚えて使ってみてくださいね。
ユイ: はーい!そして、今ハルキさんが紹介してくれた3つのフレーズを含め、今日のポッドキャストのすべての会話が読める完全なスクリプトは、私たちのブログで公開しています!復習にぴったりなので、ぜひチェックしてくださいね。アドレスは japanesedailypodcast.blogspot.com です!
ハルキ: 文字で読むと、新しい発見があるかもしれません。ぜひ、のぞいてみてください。
ユイ: はい!さて、それでは最後に、リスナーの皆さんへの質問です!「皆さんにとって、忘れられない『一期一会』の思い出はありますか?」もしよかったら、ブログのコメント欄や、SNSで私たちに教えてください。皆さんの素敵なエピソード、楽しみにしています!
ハルキ: 皆さんのコメント、お待ちしています。
ユイ: はい!それでは、今日の日本語デイリーポッドキャストはここまでです。
ハルキ: 最後まで聞いてくださって、本当にありがとうございました。
ユイ: また次回、お会いしましょう!じゃあねー!
ハルキ: さようなら。
✍️ 単語と文法 / Vocabulary & Grammar
Let's learn some useful JLPT N5-N3 words and grammar patterns from today's podcast:
取り柄 (torie)
Meaning: Strong point; merit; redeeming feature.
Explanation: This noun refers to a person's best quality or the one thing they are good at. It's often used in a humble or charming way.
Example: 元気で明るさが取り柄の、ユイです! (I'm Yui, whose strong points are being energetic and cheerful!)
〜に 交えながら (ni majienagara)
Meaning: While mixing in; while including.
Explanation: This is a useful grammar pattern to say you are doing something while incorporating another element. It's formed by the masu-stem of the verb + ながら.
Example: 僕たちの経験を交えながら、色々と話していきたいなと思っています。 (I'd like to talk about various things while including our own experiences.)
〜かもしれない (kamoshirenai)
Meaning: Might; maybe; perhaps.
Explanation: A very common phrase attached to the end of a sentence to express possibility. It can be used with verbs, nouns, and adjectives.
Example: もう二度と会えないかもしれない人との出会い... (An encounter with a person you might never see again...)
もともと (motomoto)
Meaning: Originally; from the start; by nature.
Explanation: An adverb used to describe the original state or origin of something.
Example: 実はこの言葉、もともとは茶道、つまりお茶の世界から来た言葉なんだ。 (Actually, this phrase originally came from the world of the tea ceremony.)
何気ない (nanigenai)
Meaning: Casual; unintentional; nonchalant.
Explanation: An adjective used to describe actions or things that are done without much thought or intention, often appearing ordinary or commonplace.
Example: そういう何気ない出会いも、よく考えたら二度と同じものはない。 (Even such casual encounters, if you think about it, are never the same twice.)
〜(し)ちゃう (chau)
Meaning: To do something completely (often with a sense of regret, or unintentionally).
Explanation: This is the casual, spoken form of 〜てしまう (teshimau). It can express completion or something that happened accidentally.
Example: プレッシャーに感じちゃうというか…。 (It's like, I end up feeling pressured...)
💬 交流 / Engagement
Thank you for listening! The concept of "Ichigo Ichie" reminds us to appreciate every moment. What is a "once-in-a-lifetime" encounter that you'll never forget? Please share your story in the comments below. We would love to read about your experiences!
☕ サポート / Support
Enjoy this podcast? Please consider supporting our work to help us keep creating! 👉 buymeacoffee.com/japanesedailypodcast
Comments
Post a Comment