🎙️ Podcast #24|Why You Forget Japanese Words So Fast | なぜ単語を忘れる?
Welcome to the Japanese Daily Podcast | 日本語デイリーポッドキャスト blog.
📌 目次 / Table of Contents
- 🎧 音声 / Audio
- 📝 概要 / Introduction & Timestamp
- ✅ 要点 / Key Takeaways
- 🌏 文化ノート / Cultural Note
- 📄 トランスクリプト / Transcript
- ✍️ 単語と文法 / Vocabulary & Grammar
- 💬 交流 / Engagement
- ☕ サポート / Support
🎧 音声 / Audio
📝 概要 / Introduction & Timestamp
Ever feel like you study Japanese words one day, only to forget them the next? You're not alone! In this episode, Haruki and Yui explore why forgetting is a natural part of learning and how to overcome it. We'll dive into the "Forgetting Curve" (忘却曲線), discuss the crucial difference between knowing a word (passive learning) and being able to use it (active learning), and give you three concrete strategies to make your vocabulary stick for good.
Timestamp:
✅ 要点 / Key Takeaways
- Forgetting is Normal: The human brain is designed to forget. According to the "Forgetting Curve," we can forget over 70% of new information within 24 hours. Don't blame yourself for forgetting; it's a natural starting point.
- Bridge the Gap from "Knowing" to "Using": Recognizing a word in a book (passive knowledge) is completely different from recalling it in conversation (active skill). To become fluent, you must focus on active learning.
- Review at the Right Time: The most effective way to combat the Forgetting Curve is to review information at spaced intervals—just before you're about to forget it. This strengthens the neural pathways for that memory.
- Make It Personal: Your brain retains information better when it's linked to emotions or personal experiences ("episodic memory"). Connect new words to your own life, favorite movies, or songs to make them more memorable.
- Practice Small Outputs Daily: You don't need a 1-hour conversation to practice. Small, consistent actions like tweeting in Japanese, talking to an AI like ChatGPT, or even just thinking aloud in Japanese can build a strong foundation for active recall.
🌏 文化ノート / Cultural Note
In this episode, Yui mentions the word 「切ない」(setsunai). This is a perfect example of a Japanese word with a deep cultural nuance that is difficult to translate into a single English word. It’s not just "sad" or "painful." It describes a bittersweet, poignant feeling of longing, nostalgia, or heartache, often with a sense of beauty or tenderness. For example, the feeling of watching the last sunset of summer or remembering a cherished moment from the past can be described as `setsunai`. Understanding words like this is a key step in grasping the subtle emotional landscape expressed in Japanese culture, media, and daily life.
📄 トランスクリプト / Transcript (Click to expand/collapse)
ユイ: 皆さん、こんにちは!日本語デイリーポッドキャストへようこそ!
ハルキ: こんにちは、司会のハルキです。
ユイ: ユイです!ハルキさん、今日もよろしくお願いします!
ハルキ: はい、よろしくお願いします。このポッドキャストは「スマートな日本語学習」という再生リスト、シリーズの一部です。今回が、その第2回目になりますね。
ユイ: わ、もう2回目!早いですね!前回のエピソード、本当にたくさんのコメントをいただいて、すっごく嬉しかったです!
ハルキ: 本当に。全部、僕たち二人で読ませていただきました。ありがとうございます。特に、今回はそのコメントの中から、一つ、ぜひ紹介したいものがあるんです。
ユイ: お、どれですか?気になります!
ハルキ: あるリスナーの方からのコメントなんですが、少し読ませていただきますね。「私はN2の資格を持っていますが、まだ日本語をペラペラ話すことができません。日本に三週間ほど住みましたが、日本人の話すスピードは速いと思いました。そして話すとき、単語が全然思い出せませんでした。」と書かれています。
ユイ: うわー…!これ、めちゃくちゃ分かります!すっごく共感します!テストの点数は取れるのに、いざ話そうとすると、あれ、あの単語なんだっけ?って頭が真っ白になる感じ…!
ハルキ: うんうん、多くの学習者の方が、同じような経験をしているんじゃないかと思います。勉強して、単語帳では覚えたはずなのに、会話の瞬間には出てこない。そして、せっかく覚えた単語も、数日経つと忘れてしまっている。
ユイ: そうなんです!「あれ、この単語、一昨日覚えたばっかりなのに!」みたいな。それでちょっと悲しくなっちゃうんですよね。
ハルキ: うんうん。その気持ち、よく分かります。そこで、今日のテーマは、このいただいたコメントをきっかけに、これに決めました。「EP2|なぜ日本語の単語をすぐに忘れてしまうのか」。
ユイ: おおー!これは大事なテーマですね!どうして忘れちゃうのか、そして、どうしたら忘れにくくなるのか、今日はその秘密に迫っていきたいと思います!
ハルキ: はい。単語を覚えるのが苦手だと感じている方、必見です。ぜひ最後まで聴いていってください。
ユイ: というわけで、ハルキさん。今日のテーマ、「なぜ単語をすぐに忘れてしまうのか」ですけど。私、英語を勉強してた時、まさにこれだったんですよ。
ハルキ: へえ、ユイちゃんも?
ユイ: はい。単語カードとか作って、一生懸命覚えるんです。表に英語、裏に日本語書いて。その時は完璧に覚えたつもりなんです。でも、次の日とか、外国人の先生と話す機会があったりすると、もう全然出てこない。「えーっと、あの…」ってなって、結局簡単な単語で済ませちゃう。
ハルキ: うんうん、なるほど。その「覚えたはずなのに出てこない」っていうもどかしさ、すごくよく分かるよ。でもね、ユイちゃん。実はそれ、脳の仕組みから考えると、ごくごく自然なことなんだ。
ユイ: え、そうなんですか?私の記憶力が悪いだけじゃないんですか?
ハルキ: 全然そんなことないよ。むしろ、人間の脳は「忘れる」ようにできているんだ。ドイツの心理学者にエビングハウスという人がいるんだけど、彼が提唱した有名な理論に「忘却曲線」というものがある。
ユイ: ぼうきゃくきょくせん…?忘れるカーブ、ですか?
ハルキ: その通り。簡単に言うと、人は何かを新しく学んだ時、その直後はもちろん100%覚えているんだけど、驚くべき速さで忘れていく、ということを示した曲線なんだ。研究によると、20分後には約42%、1時間後には56%、そして1日後にはなんと74%も忘れてしまうらしい。
ユイ: な、74%!?ほとんどじゃないですか!じゃあ、昨日一生懸命100個の単語を覚えても、次の日には26個しか覚えてないってことですか?
ハルキ: 計算上は、そういうことになるね。もちろん個人差はあるけど。だから、一度勉強しただけで「忘れちゃった、自分はダメだ」って思う必要は全くないんだ。忘れるのは、当たり前。そこがスタート地点なんだよ。
ユイ: そっかー…。それを聞くと、ちょっと安心しますね。自分だけじゃなかったんだって。じゃあ、みんなその忘却曲線と戦ってるってことなんですね。
ハルキ: そういうこと。ここで一つ、簡単な比喩を使ってみようか。新しい単語を覚えるのって、森の中に新しい道を作るようなものなんだ。
ユイ: 森の中に、道?
ハルキ: うん。初めてその単語に出会った時、草をかき分けて、かろうじて一本の細い道ができる。でも、その道をもう一度通らなかったらどうなる?
ユイ: あ…また草が生えてきて、道がどこにあったか分からなくなっちゃいます。
ハルキ: まさにそれ。記憶も同じで、一回通っただけのか細い道は、すぐに消えてしまう。でも、何度も何度も同じ道を通れば、草は生えなくなり、地面は固くなって、しっかりとした道になる。最終的には、車も通れるような舗装された道路になるかもしれない。
ユイ: なるほどー!面白い!じゃあ、私たちがやらなきゃいけないのは、その道を何回も通って、しっかりした道路にすることなんですね。
ハルキ: その通り。忘却曲線が示す通り、記憶は時間とともに薄れていく。だから、完全に消えてしまう前に、もう一度その道を通る、つまり「復習」することが非常に重要になるんだ。
ユイ: 復習かぁ…。やっぱり大事なんですね。分かってはいるんですけど、ついつい新しいことを勉強したくなっちゃって、復習は後回しにしがちです。
ハルキ: 気持ちは分かるよ。でも、その忘却曲線に対抗する一番効果的な方法が、適切なタイミングでの復習なんだ。例えば、学習した次の日に一回、その一週間後にまた一回、さらに一ヶ月後にもう一回、というように、間隔を空けながら復習すると、記憶はどんどん定着していく。
ユイ: へえー!そうなんだ!ただ毎日やるんじゃなくて、だんだん間隔を空けていくのがポイントなんですね。
ハルキ: うん。そうすることで、忘れかけていた記憶を何度も呼び覚ますことになる。これが、脳に「あ、この情報は大事な情報なんだな」と認識させるための重要なプロセスなんだよ。
ユイ: なるほどなぁ。じゃあ、まず私たちが知っておくべきことは、「忘れるのは普通のこと」。そして、「忘れにくくするためには、適切な復習が必要」ってことですね。
ハルキ: まさに。そこを理解するだけで、精神的な負担がかなり軽くなると思うよ。「なんで忘れちゃうんだろう」って自分を責めるんじゃなくて、「忘れる前に復習しよう」って前向きに考えられるようになるからね。
ユイ: 確かに!なんだか、単語学習の敵だと思っていた「忘れる」っていうことが、実はただの自然現象なんだって分かって、ちょっと仲良くなれた気がします(笑)。
ハルキ: (笑)いい考え方だね。まずは敵を知ることから。それが忘却曲線との戦いの第一歩だよ。
ユイ: 忘れるのが当たり前っていうのは分かったんですけど、ハルキさん。もう一つ問題があるんです。
ハルキ: うん、なんだい?
ユイ: さっきのコメントにもあったように、単語帳とかで見て「あ、この単語知ってる!」って思う単語でも、会話になると全然出てこないんですよ。これは、どうしてなんですか?
ハルキ: ああ、それも日本語学習における、すごく大きな壁だよね。僕はそれを「『知っている』と『使える』の間の、深くて暗い川」って呼んでるんだけど。
ユイ: 川…!なんだか越えるのが大変そうですね…。
ハルキ: うん。実は、僕たちの脳の中で、単語を「見て理解する能力」と「話すために思い出す能力」は、別の回路を使っていると考えられているんだ。だから、インプット、つまり見たり聞いたりして覚えただけの知識は、なかなかアウトプット、つまり話したり書いたりすることに繋がらない。
ユイ: へえー、回路が別なんですか!知らなかった!
ハルキ: ここで重要になるのが、「受動的な学習」と「能動的な学習」という二つの考え方だ。
ユイ: じゅどうてき、と、のうどうてき…?
ハルキ: うん。「受動的な学習」というのは、受け身の学習。例えば、ただ単語帳を眺める、ポッドキャストを聞き流す、字幕付きでアニメを観る、といったことだね。これはインプットが中心。
ユイ: あー、まさに私がやりがちな勉強法です…。楽ですもんね。
ハルキ: そうだね。もちろん、これもすごく大事な学習の一部だよ。でも、これだけだと、単語は「見れば分かる」というレベルに留まってしまうことが多い。一方、「能動的な学習」というのは、自分から積極的に働きかける学習のこと。例えば、自分で例文を作ってみる、覚えた単語を使って日記を書いてみる、誰かとその単語を使って話してみる、といったこと。これがアウトプットの練習になる。
ユイ: なるほど…。受動的だけじゃなくて、能動的な学習をしないと、「使える」ようにはならないってことですね。
ハルキ: その通り。さっきの森の道の例えで言うと、受動的な学習は、誰かが作った道を地図で眺めているような状態。道の存在は知っている。でも、能動的な学習は、実際に自分の足でその道を歩いてみることなんだ。そうしないと、道のどこに石があって、どこに坂があるかなんて、分からないだろう?
ユイ: 分かります!地図で見るのと、実際に歩くのじゃ、全然違いますもんね!前回のエピソードへのコメントでも、「わからない言葉を辞書で調べてノートに書いて、甥と日本語で話します」って書いてくださっている方がいて。
ハルキ: うんうん、素晴らしいコメントだったね。
ユイ: これって、まさに能動的な学習ですよね!調べて、書いて、実際に使ってみる。だから、段々新しい語彙が増えていくんだなあ。
ハルキ: まさにその通りだね。その学習法は、インプットとアウトプットのバランスがとても良くて、理想的だと思う。単語を「知っている」状態から、「使える」状態に引き上げるには、こうした能動的なアクションが不可欠なんだ。
ユイ: 私、好きなアニメのセリフを覚えるのが好きなんですけど、ただ覚えるだけじゃダメだったんですね。そのセリフを、例えば友達との会話でちょっと変えて使ってみるとか、そういう工夫が必要だったんだ…。
ハルキ: そういうこと。例えば、「お前はもう死んでいる」っていう有名なセリフを覚えたとする。これは受動的なインプット。でも、それを応用して、冷蔵庫のプリンを食べられた時に「このプリンはもう死んでいる…」って言ってみる(笑)。これは能動的なアウトプットだ。
ユイ: (爆笑)なるほど!そのプリンはもう帰ってこないですけど、単語は記憶に残りそう!
ハルキ: そう。そうやって、自分に関係のある文脈、つまり「自分ごと」として使ってみることで、脳の「思い出す回路」が強く刺激される。だから、単語を覚える時は、「この単語、どんな場面で使えるかな?」って常に考える癖をつけるといいかもしれないね。
ユイ: 自分ごととして捉える、かぁ。確かに、ただの文字として覚えるより、自分の生活と結びつけた方が、ずっと記憶に残りそうです。
ハルキ: うん。そして、もう一つ大事なのが、完璧じゃなくてもいいから、とにかく使ってみること。間違えることを恐れないでほしい。
ユイ: うっ…耳が痛いです。間違えるのが怖くて、なかなか口から出せないんですよね。
ハルキ: 気持ちは分かるよ。でも、自転車に乗る練習と一緒で、転ばずに乗れるようになる人はいない。単語も同じ。最初は不自然な使い方をしてしまうかもしれない。でも、その失敗こそが、「使える」知識へと繋がる最高の肥料になるんだよ。
ユイ: 失敗は肥料…。なんだか勇気が出てきました!じゃあ、これからは単語帳を眺めるだけじゃなくて、その単語を使って短い文でもいいから作ってみる、っていうのを習慣にしてみます!
ハルキ: うん、素晴らしい一歩だと思う。その小さな積み重ねが、「知っている」と「使える」の間の大きな川に、頑丈な橋を架けてくれるはずだよ。
ユイ: さて、ハルキさん。忘れるのは自然なことで、能動的な学習が大事ってことはよく分かりました。じゃあ、ここからは、もっと具体的に、「じゃあ、何をすればいいの?」っていう話をしていきたいです!
ハルキ: オーケー。じゃあ、僕からは少しシステム的な、具体的な方法をいくつか紹介しようかな。そして、ユイちゃんからは、もっと感覚的というか、楽しんで続けるためのコツを話してもらう、というのはどうかな?
ユイ: いいですね!その役割分担、好きです!じゃあ、まずハルキさんからお願いします!
ハルキ: はい。僕がまず強くお勧めしたいのが、「SRS」を活用すること。
ユイ: エスアールエス…?なんですか、それ?
ハルキ: Spaced Repetition System、日本語で言うと「間隔反復システム」だね。パート1で話した忘却曲線を覚えているかな?
ユイ: はい、覚えています!だんだん忘れていっちゃうっていう、あのカーブですよね。
ハルキ: そう。SRSは、その忘却曲線に基づいて、コンピューターが「あなたがこの単語を忘れそうになる最適なタイミング」を計算して、問題を出してくれるシステムなんだ。
ユイ: ええー!すごい!そんな便利なものがあるんですか!
ハルキ: うん。有名なアプリだと「Anki」とかがそうだね。自分で単語カードを作ると、アプリが自動的に復習のスケジュールを組んでくれる。例えば、今日覚えた単語は、明日にまず出題される。それで正解できたら、次は3日後、次は1週間後、次は2週間後…というように、だんだん間隔が長くなっていくんだ。
ユイ: わー、それなら自分で「次いつ復習しようかな」って考えなくていいんですね!楽ちんだ!
ハルキ: そうなんだ。でも、ここで一つすごく大事なポイントがある。それは、単語カードの作り方。例えば、「犬」と覚えたかったら、カードの表に「犬」、裏に「dog」と書くだけでは、あまり効果的じゃない。
ユイ: え、そうなんですか?私、ずっとそうやって作ってました…。
ハルキ: それだと、文脈がないから、「使える」知識になりにくいんだ。お勧めは、表に単語を使った例文を書くこと。例えば、「昨日、公園で( )を見た。」のように、穴埋め問題にする。そして裏に「犬」と答えを書く。
ユイ: なるほど!例文で覚えるんですね!
ハルキ: うん。できれば、その例文も、教科書から写すんじゃなくて、自分で作ったオリジナルの例文が一番いい。「私の家の近くのカフェには、可愛い看板犬がいる」とかね。自分に関係のある文脈で覚えることで、記憶への定着率が格段に上がるんだ。これが一つ目のアクション、「文脈付きSRSで、復習を自動化する」。
ユイ: なるほどー!すごく論理的で分かりやすいです!じゃあ、次は私の番ですね!私の方法は、もっと感情的です(笑)。
ハルキ: お、いいね。聞かせて。
ユイ: 私が提案する二つ目のアクションは、「感情とエピソードで、単語に色をつける」です!
ハルキ: 感情とエピソードで、色をつける?
ユイ: はい!ハルキさんの方法はすごく効率的だと思うんですけど、私みたいなタイプは、ちょっと無機質に感じちゃって、続かないことがあるんです(笑)。だから、私は新しい単語を覚える時、必ず何か自分の感情や経験とセットにするようにしてるんです。
ハルキ: ほう、具体的には?
ユイ: 例えば、日本語の「切ない」っていう言葉、ありますよね。これ、英語に一言で訳すのが難しいじゃないですか。悲しいだけじゃない、ちょっと胸がキュッとなるような、甘酸っぱいような…。
ハルキ: うんうん、確かに。絶妙なニュアンスの言葉だね。
ユイ: 私、この言葉を初めて強く意識したのは、ある日本の恋愛映画を観た時だったんです。最後のシーンが本当に切なくて、映画館で泣いちゃって。その時の「ああ、この気持ちが『切ない』なんだ」っていう体験が、あまりにも強烈で。だから、もう絶対にこの単語は忘れないんです。
ハルキ: なるほどね。単語を文字としてじゃなくて、映画のシーンと、その時の自分の感情とセットで記憶したんだ。
ユイ: そうなんです!だから、ただ単語帳で「切ない - sad, painful」って覚える100倍、記憶に残ってると思います。他にも、例えば好きなJ-POPの歌詞に出てきた単語とか。その曲を聴くたびに、その単語も一緒に思い出せるんです。
ハルキ: それはすごくいい方法だね。人間の脳は、感情が動いた出来事の方が、記憶に残りやすいようにできているから。心理学で「エピソード記憶」って言うんだけど、まさにそれを活用した学習法だ。
ユイ: そうなんですね!じゃあ、新しい単語を勉強する時は、その単語を使って、自分の思い出とか、好きな物語の場面とかを想像してみるといいのかもしれないですね!
ハルキ: まさに。それが、さっき話した「自分ごととして捉える」ということにも繋がる。素晴らしい方法だと思うよ。
ユイ: やった!じゃあ、ハルキさん、三つ目のアクションをお願いします。
ハルキ: OK。じゃあ、三つ目のアクションは、インプットとアウトプットの話の続きになるんだけど、「小さなアウトプットの場を、意図的に作る」ということだ。
ユイ: 小さなアウトプットの場?
ハルキ: うん。多くの人が「日本語を話す機会がない」って言うんだけど、実は探せば、あるいは作れば、小さな機会はたくさんあるんだ。例えば、前回コメントをくださった方で、「毎日単語や文法を勉強してから、すぐChatGPTと会話の練習をしています」と書いてくれていた方がいたんだ。
ユイ: あ、私もそのコメント見ました!友達がいないから寂しいって書かれてましたけど、すごく工夫されてて偉いなあって思いました!
ハルキ: 本当にそうだよね。AIと話すなんて、一昔前は考えられなかったけど、今はそれができる。これは、間違えても恥ずかしくない、最高の練習相手だよ。覚えたての単語を、すぐにChatGPT相手に使ってみる。これは非常に効果的なアウトプットだ。
ユイ: 確かに!それなら一人でもできますね!
ハルキ: 他にも、例えばTwitterとかのSNSで、日本語で一言だけ呟いてみるとか。今日覚えた単語を使って、「今日は蒸し暑いなあ」みたいに。誰かに見られると思うと、ちょっと緊張感もあって良い練習になる。
ユイ: あ、それいいですね!日記だと三日坊主になっちゃうけど、ツイートなら続けられそう!
ハルキ: そうだろう?あるいは、本当に独り言でもいいんだよ。シャワーを浴びながら、「ああ、疲れた。早くビールが飲みたいなあ」って日本語で言ってみるとか。頭の中で考えるだけじゃなくて、実際に声に出してみることが大事。そうやって、口の筋肉に日本語を覚えさせるんだ。
ユイ: なるほど!アウトプットって聞くと、日本人と1時間話す!みたいに、すごくハードルを高く考えちゃってましたけど、そんな小さなことでいいんですね。
ハルキ: もちろん。大きな目標も大事だけど、まずは毎日続けられる小さな一歩から。その小さなアウトプットの積み重ねが、いざという時に言葉がスッと出てくる力になるんだ。
ユイ: そっかー。まとめると、一つ目はハルキさんの「文脈付きSRSで、復習を自動化する」。二つ目は私の「感情とエピソードで、単語に色をつける」。そして三つ目が「小さなアウトプットの場を、意図的に作る」。この三つを意識すれば、単語が記憶に定着しやすくなるんですね!
ハルキ: そうだね。この三つは、どれか一つだけやるんじゃなくて、組み合わせることで相乗効果が生まれると思う。システムの力も借りて、感情も動かして、そして実際に行動に移す。このバランスが、スマートな単語学習の鍵かもしれないね。
ユイ: うんうん!なんだか、明日からの単語学習が、ちょっと楽しみになってきました!
ハルキ: いやあ、ユイちゃん、今日もたくさん話しちゃったね。
ユイ: はい、あっという間でした!でも、すごく大事な話ができた気がします。これで、単語を忘れちゃって悩んでる人の気持ちが、少しでも軽くなったら嬉しいですね。
ハルキ: 本当にそうだね。じゃあ、今日のエピソードのポイントを、最後に僕の方から簡単にまとめてみようか。
ユイ: はい、お願いします!
ハルキ: まず、大前提として、学んだことを「忘れる」のは、人間の脳にとってごく自然なこと。忘却曲線を理解して、自分を責めないことが大切です。その上で、記憶にしっかり定着させるための具体的なアクションとして、三つ紹介しました。
ユイ: わー、すごく分かりやすいまとめ!ありがとうございます!
ハルキ: そして、今日の会話の中から、皆さんの日本語学習に役立ちそうな表現を3つ選びました。「今日のベストフレーズ3選」です。
ユイ: はい!そして、今日話した内容の詳しいスクリプトは、私たちのブログで全部読むことができます!もちろん、今ハルキさんが紹介してくれた「今日のベストフレーズ3選」も載っていますよ。復習にぜひ活用してくださいね。アドレスは、japanesedailypodcast.blogspot.com です。ぜひチェックしてみてください!
ハルキ: よろしくお願いします。
ユイ: さて、それでは最後に、リスナーの皆さんへの質問です!皆さんは、「この単語、何回も忘れたけど、こうやって覚えたらやっと覚えられた!」という特別なエピソードがある単語はありますか?どんな単語で、どんな風に覚えたのか、ぜひコメント欄であなたのストーリーを教えてください!
ハルキ: 皆さんのユニークな覚え方、聞くのが楽しみだね。
ユイ: はい、楽しみです!たくさんのコメント、お待ちしてまーす!
ハルキ: それでは、今日の日本語デイリーポッドキャストはこの辺で。
ユイ: 最後まで聴いてくれて、ありがとうございました!
ハルキ: また次のエピソードでお会いしましょう。
ユイ: またねー!バイバーイ!
✍️ 単語と文法 / Vocabulary & Grammar
Let's learn some useful JLPT N5-N3 words and grammar patterns from today's podcast:
ペラペラ (perapera)
Meaning: Fluently.
Explanation: This is an onomatopoeic adverb used to describe speaking a foreign language smoothly and without hesitation.
Example: まだ日本語をペラペラ話すことができません。(Mada nihongo o perapera hanasu koto ga dekimasen.)
頭が真っ白になる (Atama ga masshiro ni naru)
Meaning: For one's mind to go completely blank.
Explanation: This is a common idiomatic expression used when someone is so nervous, surprised, or overwhelmed that they cannot think or remember anything. Literally, "my head becomes pure white."
Example: いざ話そうとすると、あれ、あの単語なんだっけ?って頭が真っ白になる感じ…!(Iza hanasou to suru to, are, ano tango nan dakke? tte atama ga masshiro ni naru kanji...!)
忘却曲線 (Boukyaku kyokusen)
Meaning: The Forgetting Curve.
Explanation: This is a key term in psychology and learning theory, referring to the concept that memory retention declines over time when there is no attempt to retain it.
Example: 彼が提唱した有名な理論に「忘却曲線」というものがある。(Kare ga teishou shita yuumei na riron ni "boukyaku kyokusen" to iu mono ga aru.)
復習 (Fukushuu)
Meaning: Review; revision.
Explanation: A fundamental word for any student. It refers to the act of going over material that has already been studied to reinforce one's memory.
Example: 「復習」することが非常に重要になるんだ。("Fukushuu" suru koto ga hijou ni juuyou ni narun da.)
〜しがち (~gachi)
Meaning: To tend to do ~; to be prone to ~.
Explanation: A grammar point (around N3 level) attached to a verb stem or a noun to indicate a tendency, often with a slightly negative nuance. For example, `病気がち (byouki-gachi)` means "prone to illness."
Example: 復習は後回しにしがちです。(Fukushuu wa atomawashi ni shi-gachi desu.)
受動的 (Judou-teki) / 能動的 (Noudou-teki)
Meaning: Passive / Active.
Explanation: These terms are used to describe two different approaches to learning. `受動的` refers to passive input like listening or reading, while `能動的` refers to active output like speaking, writing, or creating examples.
Example: ここで重要になるのが、「受動的な学習」と「能動的な学習」という二つの考え方だ。(Koko de juuyou ni naru no ga, "judou-teki na gakushuu" to "noudou-teki na gakushuu" to iu futatsu no kangaekata da.)
自分ごととして捉える (Jibun-goto to shite toraeru)
Meaning: To perceive something as being relevant to oneself; to take something personally (in a good way).
Explanation: This phrase emphasizes the importance of making a topic or piece of information personally relevant to improve understanding and memory. It's about turning abstract knowledge into a personal matter.
Example: 自分に関係のある文脈、つまり「自分ごと」として使ってみることで、脳の「思い出す回路」が強く刺激される。(Jibun ni kankei no aru bunmyaku, tsumari "jibun-goto" to shite tsukatte miru koto de, nou no "omoidasu kairo" ga tsuyoku shigeki sareru.)
💬 交流 / Engagement
At the end of the episode, Yui asked a great question that we want to pass on to you! Do you have a specific Japanese word that you kept forgetting, but finally managed to remember through a special story or method? What was the word, and what's your unique story behind learning it? Share your experience in the comments below—we'd love to hear it!
☕ サポート / Support
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