🎙️ Podcast #13|Why Japanese People Don't Say What They Mean

🎙️ Podcast #13|Why Japanese People Don't Say What They Mean

Welcome to the Japanese Daily Podcast | 日本語デイリーポッドキャスト blog.

📌 目次 / Table of Contents

🎧 音声 / Audio

📝 概要 / Introduction & Timestamp

Have you ever felt lost in a Japanese conversation, even when you understood every word? The secret might be in what isn't said. In this episode, Haruki and Yui dive into the fascinating and essential concepts of "Honne" (true feelings) and "Tatemae" (public facade), and the art of "Kuuki wo Yomu" (reading the air). Discover why indirect communication is valued in Japan and learn how to navigate social situations with more confidence and understanding.

Timestamp:

  • 00:00 - Intro: Yui shares a confusing experience with a coworker.
  • 01:55 - Part 1: Explaining "Honne" and "Tatemae" (True feelings vs. Public facade).
  • 04:27 - Learner's Question: How can we tell the difference?
  • 05:26 - Part 2: What does "Kuuki wo Yomu" (Reading the air) really mean?
  • 07:14 - Metaphor: Japanese communication is like an orchestra.
  • 08:48 - Part 3: How modern life and SNS are changing communication styles.
  • 10:40 - Cultural Term: The ideal of "Ishin-denshin" (heart-to-heart communication).
  • 12:10 - Outro: Today's 3 Best Phrases and a question for you!

✅ 要点 / Key Takeaways

  • Honne vs. Tatemae: "Honne" (本音) is one's true, private feelings, while "Tatemae" (建前) is the public facade or opinion one shows to maintain social harmony ("Wa" 和). Tatemae is not about lying, but about showing consideration for others.
  • Reading the Air: "Kuuki wo Yomu" (空気を読む) is the skill of understanding a situation and others' feelings without them being explicitly stated. It involves observing non-verbal cues, context, and the overall atmosphere.
  • Context is Key: Whether to be direct or indirect depends on the situation (TPO: Time, Place, Occasion) and the relationship between the speakers. This flexibility is a crucial communication skill in Japan.
  • Communication is Evolving: With the rise of SNS and globalization, younger generations in Japan are increasingly adopting more direct communication styles, but traditional indirectness remains very important.

🌏 文化ノート / Cultural Note

The concept of "Wa" (和), or social harmony, is a foundational pillar of Japanese society. Many communication strategies, including Honne/Tatemae and reading the air, are designed to preserve this harmony. The goal is often to avoid direct conflict, prevent others from losing face, and ensure that group interactions proceed smoothly. Understanding "Wa" is key to understanding why Japanese communication can seem so indirect compared to many Western cultures.

📄 トランスクリプト / Transcript (Click to expand/collapse)

ハルキ: 皆さん、こんにちは。「日本語デイリーポッドキャスト」へようこそ。パーソナリティのハルキです。

ユイ: こんにちは!ユイです。ハルキさん、今日もよろしくお願いします!

ハルキ: はい、よろしくお願いします。ユイさん、なんだか今日はいつもより元気いっぱいですね。何かいいことでもありましたか?

ユイ: それがですね、いいことというか、面白いことがありまして。昨日、会社の先輩に「今度の週末、時間があったら食事でもどうですか?」って誘われたんですよ。

ハルキ: おお、いいじゃないですか。

ユイ: ですよね!それで私、すごく嬉しくて「ぜひ行きたいです!いつがいいですか?」って返したら、先輩がちょっと困った顔をして、「あ、いや、また今度連絡するね」って言われちゃって。それから連絡がないんです。これって、どういうことなんですかね?

ハルキ: ああ…なるほど。それは、日本のコミュニケーションにおける、とても典型的で、そして少し難しい場面かもしれませんね。

ユイ: 典型的ですか?私、完全に脈ありだと思ったんですけど…(笑)。

ハルキ: (笑)まあ、その可能性もゼロではないですが…。おそらく、先輩の言葉は社交辞令だったのかもしれません。

ユイ: しゃこうじれい…?

ハルキ: はい。今日のテーマは、まさにそれに関係しています。今回は「文化的な視点」から、日本のコミュニケーションの特徴である「本音と建前」、そして「空気を読む」ということについて、少し深く話してみたいと思います。

ユイ: わー、すごく興味があります!私の昨日の謎が解けるかもしれないですね!

ハルキ: ええ、きっと何かヒントが見つかると思いますよ。それでは、リスナーの皆さんも、ぜひ最後までお付き合いください。

ハルキ: さて、ユイさんの昨日の話ですが、先輩の「食事でもどうですか?」は、もしかしたら「建前」だったのかもしれません。

ユイ: たてまえ…。よく聞く言葉ですけど、正直、はっきりとは分かってないです。「本音」が本当の気持ちで、「建前」がうわべの言葉、みたいな感じですか?

ハルキ: うんうん、大体そんな感じです。もう少し詳しく言うと、「本音」は自分の心の中にある本当の感情や意見ですね。一方で「建前」は、社会的な立場や人間関係を考えて、表向きに言う意見や態度のことです。

ユイ: 表向きの意見、ですか。うーん、それって、嘘をつくのとは違うんですか?

ハルキ: いい質問ですね。そこがすごくデリケートなポイントです。嘘というのは相手を騙す意図がありますよね。でも「建前」の目的は、相手を騙すことではなくて、その場の調和、つまり「和」を保つことにあるんです。

ユイ: 和を保つ…ですか。なるほど。

ハルキ: 例えば、あまり親しくない人から、正直あまり面白くない作品を見せられて、「どう思う?」と聞かれたとします。

ユイ: うわ、一番困るシチュエーションですね…!

ハルキ: そうでしょう?(笑)ここで本音で「全然面白くないですね」と言ってしまったら、相手は傷つくし、その場の空気はすごく悪くなりますよね。

ユイ: 確かに…。気まずい…。

ハルキ: でも、「素晴らしい作品ですね!特にここの色使いがユニークで素敵です」みたいに、相手を傷つけないように、良いところを見つけて伝える。これが「建前」の一つの形です。これは相手への思いやりから来ている行動なんです。

ユイ: なるほどー!思いやり、ですか。そう言われると、なんだかポジティブなものに聞こえますね。じゃあ、私の先輩のケースは…?

ハルキ: ユイさんの先輩の場合、もしかしたら「いつもお世話になってるから、感謝の気持ちを言葉で伝えておこう」という思いやりから、「食事でも」という建前の言葉が出たのかもしれません。本当に食事に行くという「本音」があったわけではなくて。

ユイ: へええ…。そうなんですね。でも、それって、私たち外国人学習者にとっては本当に難しいです!言葉の意味は分かるのに、その裏にある本当の気持ちが分からないなんて…。じゃあ、どうやって本音か建前かを見分ければいいんですか?

ハルキ: うんうん、その気持ち、すごくよく分かります。これは日本人でも間違うことがあるくらい、難しいことです。見分けるための絶対的なルールはないんですが、一つヒントになるのが、その後の相手の行動ですね。

ユイ: 行動、ですか?

ハルキ: はい。例えば、本気で食事に誘うつもりなら、「じゃあ、金曜日の夜はどう?」とか、「イタリアンが好きって言ってたよね?」みたいに、もっと具体的な話に進むはずです。でも、先輩は「また連絡するね」と言って、具体的な話をしなかった。ここにヒントが隠されているんです。

ユイ: なるほど!具体的かどうか、ですね。言われてみれば、確かにそうかも…。はっきり「ノー」と言われるよりは、優しいのかもしれないけど…やっぱりちょっとモヤモヤしますね(笑)。

ハルキ: (笑)そうですよね。このモヤモヤこそが、日本のコミュニケーション文化の面白いところであり、難しいところなんです。

ユイ: 「本音」と「建前」の話を聞いて、もう一つのキーワード、「空気を読む」というのが少し分かってきた気がします。

ハルキ: お、というと?

ユイ: つまり、「建前」で話している相手の「本音」を探るために、その場の雰囲気とか、相手の表情とか、言葉以外の情報を集めること…それが「空気を読む」ってことじゃないですか?

ハルキ: その通りです!素晴らしい。完璧な説明ですよ、ユイさん。

ユイ: やったー!じゃあ私、昨日は「空気が読めない」人だったってことですね…。ちょっとショックです(笑)。

ハルキ: いやいや、そんなことないですよ。これは訓練みたいなものですから。日本人は子供の頃から、家族や学校という集団生活の中で、自然とこのスキルを学んでいくんです。

ユイ: 訓練、ですか。例えばどんな?

ハルキ: 例えば、会議でみんなが何となく賛成している雰囲気の時に、一人だけ全く違う反対意見をはっきり言うのは、「空気が読めない」と見なされることがあります。

ユイ: ええー!でも、それって大事な意見かもしれないじゃないですか!

ハルキ: もちろんです。だから、言い方が重要になるんです。いきなり「私は反対です!」と言うのではなくて、「皆さんのご意見も素晴らしいと思いますが、少し違う視点から考えてみるのはどうでしょうか」というように、一度相手の意見を受け入れてから、自分の意見をそっと提案する。これも「空気を読む」スキルの一部です。

ユイ: うわー、高度なテクニックですね…。なんだか、コミュニケーションがパズルみたいです。

ハルキ: いい表現ですね。僕は、オーケストラに少し似ているなと思うことがあります。

ユイ: オーケストラ、ですか?

ハルキ: はい。指揮者がいなくても、優れた演奏家たちは、お互いの音を聴き合って、自分の出す音の大きさやタイミングを調整しますよね。そうやって、全体として美しいハーモニーを生み出す。日本のコミュニケーションもそれに似ていて、みんなが周りの人の気持ちや状況という「音」を聴きながら、自分の言葉や態度を微調整していく感じなんです。

ユイ: なるほどー!オーケストラの例え、すごく分かりやすいです!みんなで美しい音楽を奏でるため、ってことですね。でも、それって、疲れませんか?いつも周りを気にしなくちゃいけないなんて。

ハルキ: 確かに、デメリットもあります。ユイさんが言うように、いつも周りに気を遣うので、精神的に疲れてしまう人もいます。あとは、みんなが空気を読みすぎて、誰も本当のことを言えず、結局何も決まらない、なんてこともありますよ。

ユイ: あ!それ、めっちゃ分かります!友達とご飯に行くとき、「何食べたい?」って聞くと、みんな「何でもいいよー」って言う現象!

ハルキ: (笑)そうそう!あれも、みんなが「自分の食べたいものを言って、他の人が嫌だったらどうしよう」と空気を読んだ結果ですよね。

ユイ: そうなんですよ!それで結局、お店が決まるまですごく時間がかかったりして。「もう、はっきり言ってよー!」って思っちゃいます。

ハルキ: ええ。だから、「空気を読む」文化にも、良い面と、少し不便な面、両方があるんですよね。

ユイ: でもハルキさん、最近は若い世代を中心に、もっと直接的なコミュニケーションを好む人も増えてきている気がしませんか?

ハルキ: うん、それは間違いなく感じますね。特にSNSの普及は大きいと思います。テキストでのやり取りが増えたことで、表情や声のトーンといった非言語的な情報が伝わりにくくなりましたからね。

ユイ: 確かに!スタンプとか絵文字で感情を補ってはいますけど、やっぱり限界がありますもんね。だから、誤解を避けるために、はっきり言葉で伝えた方がいい、って思う人が増えてるのかも。

ハルキ: その通りだと思います。それに、グローバル化の影響で、海外の文化に触れる機会も増えました。海外では、自分の意見をはっきり言うことが評価される文化も多いですからね。そういう文化に影響を受けて、日本の若者のコミュニケーションスタイルも少しずつ変化しているんでしょう。

ユイ: 私も海外の友達と話すときは、結構はっきり「イエス」か「ノー」を言うように意識しています。その方が、相手も分かりやすいみたいで。

ハルキ: 素晴らしいですね。大切なのは、バランス感覚だと思います。相手や状況によって、コミュニケーションのスタイルを使い分ける力。これが、これからの時代にはもっと重要になるのかもしれません。

ユイ: 使い分け、ですか。

ハルキ: ええ。例えば、長年の付き合いがある親しい友人との間では、本音でぶつかり合うことも大切です。でも、ビジネスの場や、初めて会う人との関係では、相手を尊重する「建前」や「空気を読む」スキルが、スムーズな人間関係を築く上で役立つことも多い。

ユイ: なるほど…。どっちが良い、悪い、ということではないんですね。TPO、時と場合による、ってことですね。

ハルキ: まさに。日本には「以心伝心」という言葉があります。これは「言葉にしなくても、お互いの気持ちが通じ合うこと」を意味するんですが、多くの日本人が理想とするコミュニケーションの形の一つなんです。

ユイ: 以心伝心…素敵な言葉ですね。言葉がなくても分かるなんて、すごい信頼関係ですね。

ハルキ: そうなんです。空気を読む文化は、この「以心伝心」を目指すところから来ているのかもしれませんね。もちろん、いつもそううまくいくわけではありませんが(笑)。

ユイ: (笑)そうですよね。今日の話を聞いて、日本のコミュニケーションの奥深さがよく分かりました。昨日の先輩の件も、もうモヤモヤしてません!これは文化の違いなんだって、理解できましたから。これからは私も、「空気」を読んで、オーケストラの一員になれるように頑張ってみます!

ハルキ: その意気ですよ、ユイさん。きっと素晴らしい演奏家になれますよ。

ハルキ: さて、今日の「日本語デイリーポッドキャスト」も、そろそろお別れの時間です。今日は「本音と建前」、そして「空気を読む」という、日本のコミュニケーション文化についてお話ししました。ユイさんの経験から始まりましたが、とても深い話になりましたね。

ユイ: はい、すごく勉強になりました!

ハルキ: それでは、ここで今日の会話から、学習者の皆さんに特に覚えておいてほしい**「今日のベストフレーズ3選」を発表します。

一つ目は、「本音と建前」です。日本の人間関係を理解する上で、とても重要なキーワードですね。

二つ目は、「空気を読む」。言葉以外の情報から相手の気持ちや状況を理解するという、日本の特徴的なスキルです。

そして三つ目は、「遠回しな言い方」**です。直接的ではなく、間接的に物事を伝える表現方法のことですね。「食事でもどうですか?」は、この一例かもしれません。

ユイ: わー、今日のテーマがぎゅっと詰まった3つのフレーズですね!そして、リスナーの皆さんにお知らせです!今日のエピソードの完全なスクリプトは、私たちのブログで読むことができます。今ハルキさんが紹介してくれたフレーズの確認もできますので、ぜひ復習に使ってくださいね。アドレスは、japanesedailypodcast.blogspot.com です。チェックしてみてください!

ハルキ: ぜひご活用ください。

ユイ: はい!そして最後に、リスナーの皆さんへの質問です!**「皆さんの国では、はっきり意見を言う文化ですか?それとも、私たちの話した『空気を読む』文化に近いですか?」**皆さんの国のコミュニケーションについて、ぜひコメントで教えてください!楽しみにしています!

ハルキ: 皆さんからのコメント、お待ちしております。それでは、また次回のポッドキャストでお会いしましょう。

ユイ: またねー!

ハルキ: さようなら。

✍️ 単語と文法 / Vocabulary & Grammar

Let's learn some useful JLPT N5-N3 words and grammar patterns from today's podcast:

Meaning: A polite phrase, compliment, or social pleasantry said without necessarily meaning it literally; a "white lie" for social smoothness.

Explanation: This term is crucial for understanding Tatemae. It refers to things people say to be polite, like an empty compliment or a vague invitation, to maintain a good relationship. Yui's coworker's invitation was likely a form of this.

Example:

Meaning: Might; maybe; perhaps.

Explanation: This grammar pattern is attached to the end of a sentence to express possibility. It's used frequently in this podcast to speculate about people's true intentions, which is fitting for the topic!

Example:

Meaning: True feelings vs. Public facade.

Explanation: These two terms are the core of the episode. "Honne" are your real, inner thoughts. "Tatemae" is the behavior and opinions you show in public to maintain harmony.

Example:

Meaning: To read the air; to read the room; to understand the situation without words.

Explanation: This is a very common and important phrase. It describes the ability to sense the mood of a situation and act accordingly. Someone who cannot do this is called "KY" (Kūki Yomenai).

Example:

Meaning: A roundabout way of speaking; an indirect expression.

Explanation: This describes the communication style often used in Japan to be polite or to avoid direct refusal. Instead of saying "No," someone might use a vague, roundabout phrase.

Example:

💬 交流 / Engagement

What about in your culture? Is it more common to be direct, or is there a similar concept to "reading the air"? Have you ever had a confusing experience like Yui's? Share your stories and thoughts in the comments section on YouTube. We love hearing from you!

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